なぜ?高級時計はスイスが生産国が多いのでしょうか?
ぼんやりと分かってるようでイマイチピンと来ない疑問。
腕時計が盛んになってきたのは歴史的背景に戦争が付きまといます。
スイスに限らずヨーロッパ各国、アメリカなどで製造は行われていた様ですが、第二次世界大戦などにより、戦争に参加していた各国が軍事用品の製造に力を入れていったことにより、永世中立国であるスイスが軍事用に、製造した腕時計を一気にシェアを握りさまざまな国に販売したようです。
もちろん、それ以前の時計の技術を腕時計に組み込み、高性能且つ、タフな時計を輩出しました。
はるか昔に遡ると宗教弾圧などにより
近隣諸国からスイスに時計職人が流れ込んできた事、細工職人も含め高い技術を組み込んだ時計製造が可能になった様です。
戦争が何かと付き纏う時計の歴史ですが、そのおかげで腕時計が発明されたのは事実。
その後軍事用から実用時計としても高いスペックを誇る時計が次々と製造された事になります。
懐中時計から、腕時計の進歩の中には
その様な歴史背景があり、今、当たり前のように身に付けている時計を眺めると感慨深く、各メーカーの歴史が知りたくなる事でしょう。
その他の、要因もまだまだありますがスイスという国の特異性が垣間見えるお話でした。
またまだ奥深い時計の歴史は沢山ありますが、平和な世界になる事を願うこの頃です。