
CHANELから登場した腕時計J12は時計業界に大きな革命をもたらしました。
今や、CHANELの時計で代名詞ともいえるほどのJ12は2000年に発表されました。
このJ12は時計の素材にセラミックを採用し、それまでの腕時計の常識を覆してしまいます。
それまでにも、RADOによりセラミックを採用した時計はありましたが、やはり新しい試みであったためか世間的にはそれほど浸透しませんでした。
それからJ12の発売をきっかけに人気が爆発し、各時計メーカーが傷がつきにくく、劣化もしにくい特徴をもつセラミックに注目し、セラミック時計の生産に踏み切ります。
この人気の裏には「色」も関係してきます。
当時はステンレスやステンレスとゴールドのコンビが主流でしたが、
J12の黒一色や白一色というのもCHANELらしさがありつつ、
時計業界では新しいデザインでした。
(白は2003年から)
また、J12はCHANELで初めてのメンズラインが展開されたモデルでもあり、
カップルや夫婦でペアウォッチとして着用できるようになりました。

クォーツ、自動巻き、クロノグラフ、GMT、
ケース径も19mm、29mm、33mm、36.5mm、38mm、41mm、42mm、47mm、
と自分に合ったものを選ぶことができます。
女性にには、小さめのケース径にベゼルやインデックスにダイヤモンドをあしらったモデルが人気があり、男性には大きめのケース径、インデックスにダイヤモンドやクロノグラフをあしらったモデルが人気です。
発売から約20年が経ち、リニューアルされているものの、外観のデザインが大きく変わることはありません。
その為、J12は着けていてすぐにCHANELと気づいてもらえるでしょう。
