
金の価値が高い理由
・希少性が高い
・需要が高い
・信用性がある
・流動性がある
金は採掘量が他の金属に比べて少ない事から希少性が高いとされています。
これまでに採掘できた金の総量は18万トンで、よくわかりやすく例えられるのが、競技用プールの約3.8杯分と言われています。
しかし、希少性で言えば、プラチナはもっと希少性の高い金属とされていますが、金の方が価値として高くなっております。
理由としては、プラチナは需要の約60%が工業用に利用されている為、不景気になると必然的に需要が下がるなどの不安定さを持っています。

一方で金は世界共通の普遍的価値を持ち、無国籍な通貨として各国の銀行が保有量を増やすなど、世界経済のリスクや景気懸念などに大きな役割を持つ為、長期的に見た際に非常に安定した価値を持っています。
また、昨今の世界情勢や、新型コロナウイルス感染拡大を受け、世界的不安に陥ると、上記の理由により金の需要が高まる為、価格も高騰していきます。
