
青い宝石の代表とも言える「サファイア」。
4大貴石(ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、)の1つです。サファイアは、同じ青でも、ラピスラズリとは違った深い味わいのある濃紺色を持つ石です。
サファイアは、ルビーと同じ鉱物「コランダム」のグループの一種です。
ダイヤモンドの次に硬い鉱物だと言われ、コランダムの中で赤い色をした石をルビー、青を含めたそれ以外の色はサファイアと呼びます。
赤い色のコランダム以外はサファイアと呼ばれるため、ピンクや紫色などで、ルビーではないかと思う石でも、鑑別では「ピンクサファイア」「パープルサファイア」という結果になる場合も多いようです。
【サファイアの意味】
・知性を高める石
サファイアは、ルビーと同じく硬度が高く、割れにくいことから、持ち主に「カリスマ性・勝負運」を与え、企業や家庭などの「基盤を固める」と言われています。
そしてサファイアのシックなブルーが「直観力・集中力」を高めるのに対して、ルビーのエネルギッシュなレッドは「積極性・行動力」を高めると言われます。

【誕生石】
「9月の誕生石」なので9月生まれの方への誕生日プレゼントにピッタリ。
仕事もプライベートも前向きな頑張り屋さんには特にオススメです。
サファイアの生産国
ブラジル、ウルグアイ、インド、ミャンマーなどで産出されています。

【サファイアの種類】

・ブルーサファイア
頭に別の言葉が付かないサファイアは、基本的に「ブルーサファイア」のことを指します。
和名で「青玉」と呼ばれているほど、サファイア=ブルーサファイアという認識が強いです。
抜けるような美しいブルーは、サファイアの代表格とも言えるでしょう。

・ライトブルーサファイア
ライトブルーサファイアは、ブルーサファイアほど青さが濃くないブルーカラーです。
爽やかで優しいイメージがありながらも、大きなチャンスを掴むことが出来るという意味を持ちます。
ネックレストップなどでもよく使われる、使い勝手の良いカラーです。

・ピンクサファイア
ピンクサファイアはその名の通りピンク色で、可愛らしい印象を持ちます。
ピンク色が鮮やかになるほど、価値と価格も上がっていきます。
薄いピンク色はパステルピンク、色が濃いものはラディッシュピンクと呼ばれ、ピンク色の幅広さも特徴です。
・スターサファイア
スターサファイアとは、加工等により星印・スター効果が出ているサファイアを指します。
安寧や冷静さを与えてくれる、人気の高い種類です。
星印の線ひとつひとつに「信頼」「希望」「運命」という意味が込められていると考えられており、スター効果が鮮明に出ている物は価値が高くなります。

・イエローサファイア
イエローサファイアは成功・大きなチャンスを与えてくれると考えられている、鮮やかなビタミンカラーです。
中には、落ち着いた印象のブラウンカラーもあります。
イエローサファイアの中でも、最も色が鮮明なものをゴールデンサファイアと呼び、希少性も高いためそれに応じて価格も上がります。

・ホワイトサファイア
ホワイトサファイアは、カラーレスという別名の通り、色がない透き通ったサファイアです。
「知恵の石」とも呼ばれ、洞察力などを高めてくれます。
ジュエリーに使われることはあまりなく、財産的価値もほぼありません。
サファイアは石の奥から力強い光を放つ宝石です。表面の色や彩度だけではなく、石がもつ力の強さが輝きとなって、人々を魅了するのかもしれません。
クレサンベールは、傷や不純物が混ざり合わない高品質の宝石を再現し、宝石本来の美しい色彩の輝きが楽しめます。クレサンベールのブルーサファイアは、コーンフラワーブルーと呼ばれる、サファイアのなかでも希少な色味である美しい青色を再現し、高い評価を受けています。