
ラピスラズリは9月の誕生石。
この石の魅力は、何といっても深く濃いブルーにあります。
他に類を見ない、吸い込まれそうな濃紺。そこに浮かぶ白い模様や散りばめられた金色が、まるで夜空の雲や星のようにも見えて、とても神秘的です
ラピスラズリはラズライト(青金石)を主成分とした混合鉱物。
ソーダライト、アズライト、パイライトなどの鉱石の微細な結晶が不純物としてミックスされて出来ています。
さまざまな鉱物の集合体で成り立つ表情豊かな宝石は、和名を「瑠璃」と言い、「聖なる宝石」とも呼ばれています。
主な生産国
アフガニスタンとチリ、ロシアは、現在ラピスラズリが多く採れる世界の3大産地です。また、少量ではありますが、北米やカナダでも採掘されています。とくにアフガニスタンは世界一の産出量を誇り、どの部分をとってもムラのない高品質のラピスラズリが採れるサリ・サング鉱山があることで有名です。
宝石に秘められた【意味】
「成功の保証」「真実」「健康」「幸運」

ラピスラズリの硬度は5~6で、水晶などに比べると傷がつきやすい繊細な宝石
高級ブランドROLEXでも文字盤として利用してるモデルも多い。
【ディトジャスト】【デイデイト】【デイトナ】
など、皆さま一度聞いた事のあるモデルではないでしょうか。
ROLEX【デイデイト】118296

ロレックスの最上級ラインとして1956年に誕生以来、最高級の素材と質感に拘ったハイクラスシリーズ”デイデイト”。
こちらは文字盤に【ラピスラズリ】という深みのある瑠璃色の天然石を使用した、まるで工芸品のような風格あるモデルです。
流通量が少ない為、ご覧頂くのは初めてと言う方も多いのではないでしょうか。
ケース、ブレスにはプラチナを使用しており、腕に着けたときにズシリと感じる重量感は最上級モデルならではの感触です。
ラピスラズリの選び方。
確認しなければならない事は、『天然の色かどうか』と言う事。
アセトン検査にて着色の有無を確認しなければなりませんが、店頭では難しいかもしれません。その際にはしっかりとした鑑別書付きの物を選ぶようにしたいものです。それなりに値段は張りますが、相場に則った価格でしょうし、着色起因の発色では無い為永久的にその青を楽しむ事が出来ます。
